2024.4.26ポンド円TOKYO-Summary
目次
円安進行への言及もなかった事で発表後から円売りが進む
・米10年債利回りが一時上昇した事に反応して、ポンドドルは1.2494まで、ポンド円は194.41まで下落。
・日銀金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決定。国債買い入れ額については変更なし。円安進行への言及もなかった事で発表後から円売りが進み、ドル円は156.22まで、ポンド円は195.33まで上昇。一方でポンドドルは米10年債権利回りが上昇幅を縮小した事で1.2509まで下値を切り上げています。
2024.4.26ポンド円LONDON-Summary
日銀が緩和的な金融環境を維持するとの方針を確認した事を受けた円売り
・植田日銀総裁の記者会見で現状の円安を容認するような見解(ここまでの円安は基調的な物価上昇率に大きな影響を与えていない)を示したことで円安が活発化。ドル円は156.82まで、ポンド円は196.10まで上昇。
・17時、本邦通貨当局による円買い介入警戒感が高まる中、まとまった円買いが持ち込まれると、ドル円は154.96まで、ポンド円は193.96まで急落。一巡後、強い押し目買い意欲から、ドル円は156.93まで、ポンド円は196.42まで切り返す荒い値動。
・一方でポンドドルはポンド円の急反発に支えられて1.2541まで上昇。その後、米10年債権利回り上昇を受けのドル買いで1.2506まで失速しています。
2024.4.26ポンド円NY-Summary
FRBによる利下げが後ずれするとの観測が高まりドル買い進行
・米3月PCEデフレーターが前年比2.7％と市場予想の2.6％を上回り、コアデフレーターも前年比2.8％と市場予想の2.7％を上回ると、FRBによる利下げが後ずれするとの観測が高まりドル買い進行。ドル円は157.92まで、ポンド円は197.39まで上昇。
・一方でポンドドルは英10年債権利回り低下からのポンド売り。23時30分からはユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから1.2449まで下落。その後、英10年債権利回りが低下幅を縮小すると1.2504まで反発上昇となっています。
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