海外FXブローカーで口座開設する際、スプレッドの狭さも1つのポイントですよね。
特に、
- 他のブローカーと比べてスプレッドがどれだけ狭いのか
- 変動スプレッドの場合、安定感はあるか
- スプレッドが大きく広がるタイミングが知りたい
などが気になる人も多いはず。
そこでこの記事では、海外FXブローカーのスプレッドについて徹底的にまとめてきました。
具体的には、ブローカーのスプレッド値の比較や海外FXのスプレッドの基礎知識などです。
これから海外FXを始める人やブローカー選びで迷っている人には、特に読んで頂きたい内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
メジャーな海外FXブローカーのスプレッドを合計11社で比較します
実はスプレッドは、国内FXと海外FXでは若干特徴が異なります。
具体例をあげると、
- 国内FXのスプレッド→ドル/円の通貨ペアでスプレッドが狭い傾向
- 海外FXのスプレッド→スプレッドの狭さはブローカーによってかなり異なる
などですね。
やはり国内FXでは、ドル円の通貨ペアの取引量が多く、スプレッドが狭い傾向にあります。(もちろんクロス円も同じような傾向です)
一方で海外FXのスプレッドは、ブローカーによって決められており、日本同様ドル円のスプレッドが狭いブローカーもあれば、マイナー通貨ペアのスプレッドが比較的狭いブローカーも存在します。
ではここで一旦、メジャーな海外FX業者のスプレッドを比較していきましょう。
海外FX業者名 | USD/JPY | EUR/JPY | EUR/USD | GBP/JPY |
GemForex | 0.0銭 | 0.5銭 | 0.0pips | 1.0銭 |
Tradeview | 0.1~0.4銭 | 0.3~0.8銭 | 0.1~0.5pips | 0.2~1.6銭 |
AXIORY | 0.1~0.7銭 | 0.2~0.9銭 | 0.1~0.7pips | 0.3~1.7銭 |
XMTrading | 0.1~0.6銭 | 0.1~0.7銭 | 0.1~0.6pips | 0.1~1.3銭 |
TitanFX | 0.1~0.6銭 | 0.2~1.0銭 | 0.1~0.6pips | 0.6~2.0銭 |
HotForex | 0.3~1.0銭 | 0.1~0.6銭 | 0.1~0.5pips | 0.1~1.2銭 |
LAND-FX | ~1.5銭 | 0.1~2.0銭 | 0.1~1.3pips | 0.1~2.0銭 |
is6com | 0.8銭(固定) | 1.1銭(固定) | 0.7pips(固定) | 1.5銭(固定) |
iForex | ~1.8銭 | ~2.3銭 | ~1.8pips | ~2.5銭 |
TradersTrust | 0.3~0.7銭 | 0.7~1.1銭 | 0.3~1.2pips | 0.3~1.5銭 |
FBS | 0.2~0.6銭 | 0.1~0.9銭 | 0.1~0.4pips | 0.5~2.1銭 |
※スプレッドのデータは状況により変動します。あくまで参考値としてお考えください。
原則固定スプレッドであっても、経済の状況によりスプレッド値が変化する可能性があります。
pipsと銭に違いはある?
先程の表には、pipsと銭の2つがありました。実はこの2つ、FXにおいては同じ意味です。
ただドル円やクロス円の場合は、通貨の1つが円ですので、基本的には単位に銭を用います。
逆に通貨ペアに円が入らない場合は、pipsを使用します。
GemForexのノースプレッド口座はスプレッドが狭い!
先程の表からもわかるようにGemForexでは、スプレッドが業界最狭クラスです。
GemForexにはノースプレッド口座とオールインワン口座がありますが、特にノースプレッド口座のスプレッド値は注目です。(ノースプレッド口座は手数料もかからない)
- ノースプレッド口座(ECN口座)→ボーナスやEAは無いがスプレッドが狭い
- オールインワン口座(STP口座)→ボーナスあり・EAあり
では各口座タイプ毎にスプレッドを確認してみましょう。
通貨ペア | ノースプレッド口座(ECN口座) | オールインワン口座(STP口座) |
USD/JPY | 0.0銭 | 1.2銭 |
EUR/JPY | 0.5銭 | 1.4銭 |
EUR/USD | 0.0pips | 1.2pips |
GBP/USD | 0.8pips | 1.5pips |
さらにGemForexでは、ゼロカットシステムを採用しており、レバレッジは1,000倍。
そのため、スキャルパーやデイトレーダーには特にオススメの海外FX業者と言えます。
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そもそもスプレッドとは?
そもそもスプレッドとは、トレードを行う時にかかる為替レートの差のことであり、トレードの手数料と考えるのがわかりやすいですね。
実際にこのスプレッドは、ブローカーの利益になっています。
スプレッドはブローカーの手数料ですので、どの通貨ペアであっても必ず発生してしまいますし、ブローカーによっても差が生まれます。(国内FX業者と海外FX業者でも大きく異なります)
固定スプレッド・変動スプレッドの2つがある
実はスプレッドには、固定スプレッドと変動スプレッドの2つがあります。さらにどちらのスプレッド制度であってもスプレッドはブローカーで差があります。
2つのスプレッド制度の特徴をまとめると下記の通りです。
- 固定スプレッドは、スプレッド値が常に一定で動かない設定になっている
(国内FX業者で採用されていることが多い) - 変動スプレッドは、スプレッド値が時間帯や取引量などの理由により変わる設定
(海外FX業者で採用されていることが多い)
固定スプレッドは、原則固定スプレッドと各ブローカーの公式HPで書かれていることもあります。
やはり固定スプレッドであってもスプレッドはブローカーの手数料ですので、経済状況や世界情勢などの変化によってスプレッドは変えられる可能性があります。
またスプレッドの変化は、大きな経済的なイベントや大型連休など、市場へ参加するトレーダーが少ないタイミングで広がることが多いです。
スプレッドの値は、その時の経済状況により変化する
スプレッドは、
- 為替相場の急変動
- 経済的な理由
など市場のボラティリティが小さい時にスプレッド値が広がる傾向にあります。
またスプレッドはブローカーが各々で設定している数値ですので、なにか予測不能な変動や市場が大きく変化するときなどは、原則固定のスプレッドであってもスプレッドが機能せず、変更されるリスクがあるのです。
株式市場や為替市場等も不安定な状況が続いており、相場が急変動したり、スプレッドが急拡大する等の状況が続いております。今後もこのような状況が続くことを鑑み、店頭FX(岡三アクティブFX)のすべての通貨ペアにおいて、原則固定のスプレッドでのレート提示を一時的に停止いたします。
スプレッドが変動する理由とは?
スプレッドが変動する理由には、トレーダーの注文をカバーするという注文プロセスが関係しています。
海外FXブローカーの多くは、トレーダーの注文をそのまま提携している銀行(カバー先の銀行)へつなげています。
ちなみにこの方式はNDD方式といい、ブローカーがトレーダーの取引に介入できない透明性の高い取引方式です。
ただ提携先の銀行の状況によってスプレッドも変動しやすく、スプレッドが広がりやすいというデメリットがあります。
一方で国内FXブローカーの多くは、トレーダーの注文を一度ブローカー側で処理してから金融市場に流しています。これをDD方式といい、約定拒否などのリスクもある取引方式です。
スプレッド以外の手数料がかかることも!STP口座・ECN口座とは?
先ほどご紹介したNDD方式の口座にも2つの種類があります。
それがSTP口座とECN口座です。
スプレッドに関する両者の違いをまとめると次のようになります。
- STP口座は、スプレッドに海外FXブローカーの手数料が含まれている口座
- ECN口座は、STP口座に比べてスプレッドが狭く設定されているが、トレード毎に手数料が発生する
そのため、海外FXブローカーで口座開設する際は、ECN口座の手数料も含めた取引コストとSTP口座のスプレッドを比較する必要があります。
できるだけ取引コストを抑えたいスキャルパーやデイトレーダーは、この点に注意が必要ですね。
そもそもSTP口座とは?
STPとはStraight Through Processingのイニシャルをとって付けられた注文方式です。
具体的には、トレーダーの注文してから約定し決済するまでの一連の流れをシステムで自動的に処理する注文方式。
ECNと同様、海外FXブローカーがトレーダーの取引に直接関わらないため、透明性の高いトレードができます。
STP口座の2つの特徴
STP口座には、次の2つの特徴があります。
- 取引コストはスプレッドのみ
- 市場の流動性による約定力の高さ
STP口座の特徴はなんといっても約定力の高さです。流動性があるため、スピーディに注文が通ります。
また取引コストがスプレッドのみなので、取引コストの計算がしやすいというメリットもあります。
そもそもECN口座とは?
ECNとはElectric Communications Networkのイニシャルをとって名付けられた注文方式で、電子商取引を意味しています。
インターバンク市場は、インターネット上にある中立的な取引を行う場所であり、トレーダーの注文は、全て直接的に電子取引所に流されます。
そして、コンピューターの処理により売買が自動的にマッチングされる仕組みです。
ECN口座の2つの特徴
STP口座には、次の2つの特徴があります。
- トレードの量によって約定力が変わる
- 狭いスプレッドは魅力だが、手数料が発生する
ECN口座の場合、注文量が多い方が有利です。というのも注文量が多いほど約定力が高くなるためです。
逆に取引量が少ないと、流動性が下がってしまい、注文を一致させにくくなるので、約定力が低下してしまいます。
また、スプレッドがかなり狭く設定されているケースが多いですが、それとは別に取引手数料が発生するため、手数料に関しても頭に入れておく必要がありますね。
各海外FXブローカーで口座の名称はさまざま
海外FXブローカーでは、口座の名称がさまざまなため、どちらがSTP口座でどちらがECN口座なのか、混乱してしまうこともあります。
そこでここからメジャーな海外FXブローカーの口座の名称をSTP口座とECN口座で分けてご紹介していきますね。
STPタイプ | ECNタイプ | |
XM Trading | スタンダード口座 | Zero口座 |
AXIORY | スタンダード口座 | ナノスプレッド口座 |
TitanFX | スタンダード口座 | ブレード口座 |
FBS | スタンダード口座 | ECN口座 |
以上のようにSTP口座は海外FXブローカーの多くでスタンダード口座として扱われている場合が多いようですね。
ぜひ口座開設する際の参考にしてみてください。
海外FXのスプレッドは市場の取引量で変動してしまう
海外FXのスプレッドは市場の取引量で変動してしまいます。
そもそも海外FXのスプレッドは、インターバンク市場の銀行が流動性などによってスプレッドを定めています。
そのため、スプレッドが変動してしまうのです。
ちなみにスプレッドが広がる時は、一般的に市場の流動性が低い時。
逆にスプレッドが狭くなる時は、市場の流動性が高い時です。
時間帯でスプレッドが変動することもある
先ほど、スプレッドは市場の流動性によって変化するとお伝えしました。
当たり前ですが、ロンドン市場やニューヨーク市場など、どの市場が開いているかによっても市場の流動性は変わりますよね。
つまり時間帯によってもスプレッドが変動するということです。
そもそもマーケットは、ウェリントン市場(ニュージーランド市場)から始まり、
- シドニー
- 東京
- シンガポール
- ロンドン
- ニューヨーク
の順番に外国為替市場が開いていきます。
やはり開いているマーケットによって、取引される通貨ペアや取引量にある程度の特徴があるのも事実。
また、世界の通貨取引量の50%以上を占めるロンドン市場とニューヨーク市場が開いている間は、通貨の取引量が増えます。
そのため、この2つの市場が開いている時間帯が最もスプレッドが狭くなる時間帯と言っても過言ではありません。
具体的な時間帯ですが、22時から2時(日本時間)でスプレッドが狭くなり、レートの値動きが最も盛んになります。ただ夏時間の場合、1時間早まりますのでご注意くださいね。
一方でロンドンやニューヨーク、そして東京市場が閉じている5時から8時の時間帯は、トレーダーが少なく、スプレッドが広がりやすい時間帯と言えます。
スプレッドが広がる時間帯は避けるのが無難
先ほどご紹介したように日本の朝の時間帯は、スプレッドが広がりやすいです。
スキャルパーやデイトレーダーなどスプレッドが利益に直結するトレーダーは、そのようなスプレッドが広がる時間帯は避けてトレードするのがオススメですね。
経済的な要因によるスプレッドの変化
経済的な要因でもスプレッドは変化します。
過去には、
- オイルショック
- リーマンショック
- スイスフランショック
などの世界的なイベントでスプレッドが激しく変わっています。
このようなイベントでは為替レートが急激に変わるため、スプレッドも開きやすくなってしまうのです。
安定して勝ち続けるには、やはり市場の流動性があり、スプレッドが狭い時がオススメです。
一方でレートの変化が激しくスプレッドが開いている場合は、リスクも高いため、ポジションを持つことは控えた方がベター。
スプレッドが広いと取引コストもかさんでしまい、利益が出るまでに時間がかかるというリスクもあります。
取引コストを下げるには、キャッシュバック(ボーナス)を利用する手もある
スプレッドが広い海外FXブローカーでもキャッシュバックボーナスを実施している業者も存在します。
基本的にキャッシュバック制度は、1ロットの取引毎に決まった金額がトレーダーに還元される仕組みです。
つまり実質的なスプレッドは、実際のスプレッドからキャッシュバック額を引いた額となり、スプレッドが狭くなります。
スプレッドを広めに設定しているブローカーでもキャッシュバック制度があり、実質的なコストやスプレッドが狭いということもありえます。
そのため、海外FXブローカーのスプレッドや取引コストを比較する場合は、このキャッシュバック制度があるのかについても確認してみましょう。
参考:海外FX業者のボーナスを徹底比較!新規口座開設・入金ボーナス・注意点や活用方法も
スプレッドが狭いオススメの海外FX業者を5社紹介!
ではここから、スプレッドが狭く取引コストの抑えられるブローカーを5社ご紹介していきます。
先にまとめると、下記の通りです。
それぞれの特徴を確認していきます。
1.XMTrading
XM Tradingは、海外FXを始めようとしている人なら1度は聞いたことのある海外FXブローカーではないでしょうか。
実際に国内のトレーダーから圧倒的な人気を誇っているブローカーです。
スタンダード口座・マイクロ口座(STP口座)
XM Tradingには、STP口座が2種類用意されています。
それが、スタンダード口座とマイクロ口座です。
(両者の違いは、取引量の違いのみとなっており、スタンダード口座の方がオススメです)
正直にお伝えすると、XM TradingのSTP口座のスプレッドはやや広め。しかし、豪華なボーナスが定期的に開催されており、お得にトレードできるという特徴があります。
Zero口座(ECN口座)
XM TradingのECN口座は、Zero口座です。
こちらはスプレッドが狭く、取引コストを抑えられるメリットがありますが、XM Tradingの豪華なボーナス・キャンペーンの対象外となっている点に注意が必要です。
そのため、まずは口座開設ボーナスが付与されるスタンダード口座やマイクロ口座で口座開設し、その後Zero口座を追加するのがオススメと言えますね。
2.AXIORY
高い約定力や低スプレッドのあるAXIORYもXM Tradingと同様、国内のトレーダーから人気の高いブローカーです。(日本語サポートが充実している点も人気の理由の1つ)
AXIORYでは、STP方式のスタンダード口座とECN方式のナノスプレッド口座があります。
またMT4だけでなく、ECN方式専門に開発されたcTraderが使えるブローカー。
cTraderが使える点と取引コストの観点からAXIORYではナノスプレッド口座がオススメで、スキャルピングやデイトレードをする人は要チェックの海外FX業者です。
3.TitanFX
TitanFXは、2014年にサービスを始めた海外FXブローカー。
AXIORYと同様、業界最狭水準のスプレッドを提供しています。またスキャルピングの制限もなく、EAを使った自動売買も可能。
TitanFXでは、STP方式のスタンダード口座とECN方式のブレード口座があり、FX中上級者はブレード口座がオススメですね。
4.Tradeview
2004年にサービスを開始したTradeviewも低いスプレッドと高い約定力で人気のある海外FXブローカーです。
AXIORY同様、cTraderが使える数少ないブローカーでもあり、さらにMT4、MT5、CURRENEXと取扱いプラットフォームが豊富な点も魅力です。
Tradeviewでは、STP方式のスタンダード口座とECN方式のILC口座があり、
- スタンダード口座の最大レバレッジは500倍
- ILC口座の最大レバレッジは200倍
とかけられるレバレッジが異なる点に注意しましょう。
しかし、LD4というハイスペックのサーバーがあり、ストレス無くスピーディに約定してくれる点は見逃せません。
スキャルピングやデイトレーダーを視野に入れているトレーダーは、Tradeviewもチェックしてみましょう。
5.FBS
FBSは、豊富な口座タイプを用意しているのが魅力。
具体的には、
- セント口座
- マイクロ口座
- スタンダード口座
- ゼロスプレッド口座
- ECN口座
が用意されています。
またFBSは海外FX業者のなかでトップクラスのレバレッジを誇り、なんと最大で3,000倍のレバレッジをかけることが可能。
FXサービスに関する賞も多数受賞しており、金融ライセンスも取得していることから安全性も高いブローカーの1つです。
スタンダード口座であれば、キャッシュバックがあり、取引コストを抑えられるという魅力もあります。
一方でECN口座はレバレッジが500倍までとなり、最低入金額$1,000とやや上級者向けのスペック。
とはいえ、スキャルピングの制限は無いので、FBSもオススメできる海外FXブローカーです。
海外FXでスプレッドが狭いオススメの通貨ペアはある?
先ほどからご紹介しているようにスプレッドは海外FX業者によって変わりますし、通貨ペアによっても異なります。
そこでここからは、海外FXでスプレッドが狭いオススメの通貨ペアをご紹介していきますね。
ぜひトレードの参考にしてみてください。
ドル/円(USD/JPY)のスプレッド比較
海外FXブローカー | STP口座 | ECN口座 |
XMTrading | 1.6pips | 0.1pips |
AXIORY | 1.6pips | 0.6pips |
TitanFX | 1.3pips | 0.33pips |
Tradeview | 1.8pips | 0.1pips |
FBS | 1.8pips | 0.3pips |
国内のトレーダーにとってはおなじみの通貨ペア。
実際に国内トレーダーの多くがドル/円でトレードしています。
この通貨ペアに関しては、XM TradingやTradeviewのスプレッドが特に低いことがわかりますね。
ユーロ/米ドル(EUR/USD)のスプレッド比較
海外FXブローカー | STP口座 | ECN口座 |
XMTrading | 1.6pips | 0.1pips |
AXIORY | 1.3pips | 0.2pips |
TitanFX | 1.2pips | 0.2pips |
Tradeview | 1.7pips | 0.2pips |
FBS | 1.1pips | 0.1pips |
ECN口座はどのブローカーでも狭く設定されていますね。
一方でSTP口座であれば、FBSのスプレッドが狭く、ボーナスも含めて考えるとECN口座に全く引けを取らない数値です。
ユーロ/円(EUR/JPY)のスプレッド比較
海外FXブローカー | STP口座 | ECN口座 |
XMTrading | 2.5pips | 0.4pips |
AXIORY | 1.8pips | 0.8pips |
TitanFX | 1.7pips | 0.7pips |
Tradeview | 1.9pips | 0.4pips |
FBS | 3.0pips | 0.5pips |
ドル/円やユーロ/円に比べるとスプレッドが広いことがわかりますね。
ドル/円同様、ECN口座はXM TradingとTradeviewのスプレッドが狭くなっています。
ポンド/円(GBP/JPY)のスプレッド比較
海外FXブローカー | STP口座 | ECN口座 |
XMTrading | 3.5pips | 1.1pips |
AXIORY | 2.0pips | 1.1pips |
TitanFX | 2.4pips | 1.4pips |
Tradeview | 2.3pips | 0.5pips |
FBS | 4.0pips | 1.1pips |
ボラティリティの大きい通貨ペアとして有名なポンド/円。
TradeviewのECN口座が群を抜いて低スプレッドですね。
ポンド/米ドル(GBP/USD)のスプレッド比較
海外FXブローカー | STP口座 | ECN口座 |
XMTrading | 2.3pips | 0.4pips |
AXIORY | 1.2pips | 0.4pips |
TitanFX | 1.6pips | 0.6pips |
Tradeview | 2.0pips | 0.5pips |
FBS | 0.9pips | 0.5pips |
ポンド/米ドルで見ると、FBSのスタンダード口座のスプレッドがかなり低いことがわかりますね。
さらにFBSは、ボーナスやキャッシュバックも行っているため、実質の取引コストをより抑えられるはずですね。
豪ドル/米ドル(AUD/USD)のスプレッド比較
海外FXブローカー | STP口座 | ECN口座 |
XMTrading | 1.8pips | 0.4pips |
AXIORY | 1.6pips | 0.3pips |
TitanFX | 1.5pips | 0.5pips |
Tradeview | 1.9pips | 0.2pips |
FBS | 0.8pips | 0.3pips |
豪ドル/円(AUD/JPY)のスプレッド比較
海外FXブローカー | STP口座 | ECN口座 |
XMTrading | 2.3pips | 0.8pips |
AXIORY | 1.8pips | 0.6pips |
TitanFX | 2.1pips | 1.1pips |
Tradeview | 2.6pips | 0.5pips |
FBS | 3.0pips | 0.5pips |
米ドル/カナダドル(USD/CAD)のスプレッド比較
海外FXブローカー | STP口座 | ECN口座 |
XMTrading | 2.1pips | 0.6pips |
AXIORY | 1.8pips | 0.6pips |
TitanFX | 1.6pips | 0.6pips |
Tradeview | 2.9pips | 0.7pips |
FBS | 3.0pips | 0.6pips |
海外FXのスプレッドはブローカーを選ぶ1つの目安
海外FXのスプレッドは、ブローカーを選ぶ時のポイントの1つであり、スプレッドだけを見て海外FXブローカーを選ぶのはオススメできません。
ではスプレッドの他に何を見て海外FXブローカーを選ぶのが良いのでしょうか。
具体的には下記のようなポイントにも注目して選ぶことをオススメします。
では順番に確認していきましょう。
約定力の高さ
スプレッドも重要でしが、約定力も同じくらい重要です。
約定力が低いと注文したタイミングで注文が通らず、思いがけないレートで約定してしまうリスクがあります。注文した時と約定した時の価格差をスリッページと言います。
いくらスプレッドが狭くても思い通りのレートで約定できなければ、スプレッドが広いのと同じです。
そのため、海外FXブローカーを選ぶ際は、約定力が高いのかも必ずチェックするようにしましょう。
レバレッジの大きさ
スプレッド同様、レバレッジも海外FXブローカーによって大きく異なります。
ハイレバレッジで取引ができるから海外FXブローカーを利用する人も少なくありません。
そこで、メジャーな海外FXブローカーのレバレッジを表でまとめてきました。
海外FXブローカー | 最大レバレッジ |
FBS | 3,000倍 |
GemForex | 1,000倍 |
XM Trading | 888倍 |
TitanFX | 500倍 |
AXIORY | 400倍 |
Tradeview | 500倍 |
またここでご紹介しているブローカーには、全てゼロカットシステムが採用されており、追証の心配がありません。
つまり、気兼ねなくハイレバレッジのトレードが可能ということ。
他の海外FX業者のレバレッジをさらに詳しく知りたい人は下記の記事が参考になりますので、ぜひチェックしてみてください。
>>海外FXのレバレッジを調査!14社を比較しレバレッジの高い業者を紹介します!
マーケットの情報量
市場に関する情報やトレードに役立つ情報などのコンテンツを豊富に用意している親切なブローカーも多数存在します。
中にはトレードの分析方法を動画でまとめている業者もいるほど。
またそのような海外FXブローカーはトレードの手数料で利益を上げており、トレーダーにはより多くトレードしてもらいたい(トレードで勝ち続けてほしい)と考えています。
そのため、トレーダーに親切なブローカーは味方であり、安全性も比較的高いと言えるので、ぜひ複数のブローカーを比較してみてくださいね。
取引環境・取引ツールの使いやすさ
取引ツールは、どの海外FX業者も力を入れています。
またほとんどの海外FX業者でMT4に対応しているため、MT4の使い方さえ覚えてしまえば、ブローカーの乗り換えが国内FXよりも簡単というメリットがあります。
一方でAXIORYのようにMT4だけでなく、cTraderに対応していたり、MT4の進化版プラットフォームであるMT5に対応しているブローカーも存在し、ブローカーによっても違いがあります。
やはり自分にあった取引プラットフォームを扱っているブローカーの方がトレードの精度は高まりやすいので、この点も要チェックですね。
ボーナスの有り無し
海外FXブローカーの多くは、豪華なボーナスやキャンペーンを実施しています。
具体的には、口座するだけで3,000円のボーナスをもらえたり、入金額と同額のクレジットが付与されたりします。
またXM Tradingのロイヤリティ・プログラム(独自のキャッシュバック精度)やGemForexの他社乗り換えボーナス、LandFXのリカバリーボーナスなど、他の海外FXブローカーでは実施していないプロモーションを行っている業者もいます。
そのため、海外FXを始めたてであまり資金を用意できない人や海外FX口座に多くの資金を移すのが不安な人は、豪華なボーナスを実施ているブローカーで少額で試してみるのがオススメですね。
>>海外FX業者のボーナスを徹底比較!新規口座開設・入金ボーナス・注意点や活用方法も
日本語サポートの充実度
FXに慣れている人であれば、海外FXであっても疑問・質問が生じないと思います。
しかし、海外FX初心者であれば、気になることや疑問点などをすぐに日本語で問い合わせることができた方が安心ですよね。
中には日本人スタッフが常駐しているブローカーも多くなってきており、海外FXでも安心してトレードすることが可能です。
まとめ|スプレッド以外も考慮し海外FXブローカーは選ぼう
ここまで海外FXのスプレッドについて詳しくご紹介してきました。
最後に海外FXのスプレッドに関するポイントをまとめると、下記の通りです。
ただ、海外FXブローカーを選ぶ場合は、スプレッドも重要ですが、それ以外の
などもチェックし、総合的にバランスの取れているブローカーや自分に合っているブローカーを選ぶようにしましょう。
>>【海外FX】オススメ業者14選と海外FXのメリット、デメリット、注意点など徹底解説
Source: 海外FX最強まとめサイト